*このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
このページは、Udemyで配信中の「【Arduinoではじめる】ロボットプログラミング完全マスターコース」で紹介しているパーツについての補足ページとなります。
組み立て方、プログラミングロボットへの改良方法など具体的な解説はこちらのUdemyコースをご覧ください。
https://www.udemy.com/course/arduino-robot-programming
*登録は無料、いつでも解除できます
ロボット製作のパーツ
初めてプログラミングロボットを製作する方法について、上記のコース内で解説しています。
このページでは、それぞれの製作方法ごとに推奨する商品をリンクで紹介します。
なお、タミヤのロボットキットの改良ポイントや実際にArduinoプログラミング用に改良した実機をYouTubeで紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
①タミヤのロボットキット
まずは、もっとも手軽にプログラミングロボットに改良できるタミヤのロボットキットをご紹介します。
いろいろと種類があって迷うかもしれませんが、モーターが左右独立になっているキットを選ぶのがおススメです。
カムプログラムロボット工作セット
タミヤのロボットキットの中でも、プログラミングロボットに改良するのに最もおススメです。
値段も手ごろで、改良しやすいポイントもあります。
*改良のポイントはこちらの動画を参考にしてください
ツイストクローラー工作セット
タミヤのロボットキットの中には、ギヤボックスが一つしか搭載されておらず、前後の直進しかできないものがあります。
ツイストクローラー工作セットは、リモコンが付属してラジコンとしても遊べ、悪路も走破できるプログラミングロボットにも改良できるのでおススメです。
*普通に楽しいです笑
マイコンロボット工作セットクローラータイプ
上で紹介したカムプログラムロボット工作セットと形が同じですが、こちらは初めからマイコン(micro:bit)が付属しており、プログラミングロボットが完成します。
ただし、マイクロビットはArduinoとは制御方法が異なりますので、詳しくはコース動画の解説をご覧ください。
*クリアボディがイケてます
②タミヤのたのしい工作シリーズ
タイヤ&キャタピラー
何はなくとも、タイヤがなければ移動ができません。
ここでは、おススメのタイヤをご紹介します。
何を選べば良いか?最終的に、お好みでOKです。
ピンスパイクタイヤセット
青春をラジコンバギーで過ごしたパパさん世代にはたまらないのではないでしょうか?
かくいう私も、オフロードRCにハマり、現在もラジコンと言えばバギーカーです。
*タイヤの径が大きいので、設計の際に考慮しましょう
オフロードタイヤセット
こちらも悪路を走破するにはおススメのタイヤです。
*こちらも少し大きいので、取り付け時には余裕をもって設計しましょう
トラック&ホイールセット
戦車などキャタピラータイプにするならこちら。
色違いや限定商品もありますが、こちらは基本モデルです。
*本体のサイズや設計によって2セット必要になる場合があるので、初めに用意してここから全体の構成を考えても良いです
ナロータイヤセット
結局、普通が一番良いです。
*こちらも径が58mmと大きいので、設計時は要注意です
トラックタイヤ 36mm
結構小さいのですが、小回りの利く車型のロボットには重宝します。
*個人的に、一番製作しやすいと思っています
ボールキャスター2セット入り
左右2輪のタイヤで走行する場合、前後どちらかにはこのボールキャスターを取り付けるのが一般的です。
*高さを2タイプから選んで使用できるので、小さいタイヤも大きいタイヤもこのキャスターで対応できます
ベース(土台)
ギヤボックスやマイコンを載せるために必要なベースをまとめて紹介します。
少なくとも、2階建てにするのがおススメなので、必要な数量を決めてください。
ユニバーサルプレートセット
プログラミングロボットを製作するには基本中の基本です。
これがあれば、切ったりくっ付けたりして様々な形のロボットを作ることができます。
*いくつあっても困らないパーツ
ユニバーサルアームセット
ユニバーサルプレートとセットでロボット製作の基本です。
基本のロボットにはもちろん、アームを作ったりリンク機構で様々な動作を実現するのに必須です。
*こちらもたくさん持っていると便利です
ユニバーサルプレートL
通常のユニバーサルプレートの大きい版です。
自由にカットができるので、これをベースに複雑な形状の土台を製作することができます。
*個人的にはあまり使いません
ユニバーサルピラーセット
最近、新しく登場しました。
要は「柱」が簡単にできます。
これを使うと、そのまま直で2枚のプレートを2階建てにすることができます。
*以前は上で紹介したユニバーサルアームを使っていましたが、華奢だったり組み合わせが面倒だったりしました
ギヤボックス
ロボットの心臓部ともいえるモーターの動力をタイヤに伝える重要なパーツです。
ギヤ比によってたくさんの種類があり、迷われるかもしれません。
もし「迷ってしまう」「良く分からない」という方は、使い勝手の良いダブルギヤーボックスがおススメです。
ダブルギヤボックス
モーターは左右独立なので、ロボット制御に一番おススメです。
ギヤ比は4種類から選択できます。
*多くのプロジェクトは、こちらで十分です
ツインモーターギヤーボックス
こちらもモーターは左右独立なので、ロボット制御にはおススメです。
*ただ、こちらはギヤ比が2段階しか選べません。
その他
「なくても良いけど、あったら便利」なパーツをご紹介します。
プッシュリベット
上記のキットにも多少は付属しますが、紛失したり足りなくなることがあります。
1セットあれば、結構使えます。
*通常のキットにはオレンジ色の方が付属しますが、黄色の方が「長い」ので、例えばユニバーサルプレート2枚とユニバーサルアームを3枚通して固定するなど幅広い組み立てができるようになります
ユニバーサルプレート用スライドアダプター
Arduinoをユニバーサルプレートに固定しようとすると、ネジ穴の位置が合わないのでできません。
しかし、これを使うことで「ドンピシャ」で綺麗にArduinoを固定できます。
*両面テープでも固定できますが、こちらを使うとスマートに組むことができます
④Amazon
我らがアマゾンでは、たくさんのロボットキットが販売されています。
注意点として、納期が長いものは次に紹介する「Aliexpessなどの中国系サイトでも同じものが安く購入できる」という点です。
つまり、急いでいるなら手数料と割り切ってAmazonで購入すれば良いし、急がないものやストックに購入するならAliexpessで購入するのがおススメです。
また、Amazonで購入した商品は不具合があると販売業者が対応してくれるので安心できるという面もあります。
ロボットキットに関しては、Amazonでしか購入できないものはほとんどありません。
なお、AmazonやAliexpessで購入できるロボットキットの注意点とプログラミングロボットに改良する際の注意点をYouTubeで解説しています。
ぜひ参考にしてください。
ロボットカー2輪 車体キット
同じ形状のキットが多数あるため、こちらは一つの参考までに紹介します。
上の YouTube動画内で紹介しているキットは、これと同じシャーシです。
Aliexpressでも良く見かけるモデルです。
車体のプラスチックは割れやすいので注意が必要です。
余計なものはいらないので、とにかく安く車体を購入したい場合はおススメです。
しかし、Arduinoボードやセンサーを揃えると、セットより高くなります。
*様々な販売者がいますが、大元は同じことが多いです
OSOYOO Arduino用 DIYロボットカーキット
OSOYOOはメジャーな販売元で、商品は全般的におススメです。
こちらはロボット本体以外にArduinoボードやセンサー類も全て揃っているため、他にパーツを購入することなくプログラミングロボットが製作できます。
基本プログラムも用意されているので、組み立て後すぐに実行することができます。
注意点として、電源は単3電池などの汎用品ではなく、ロボット系に多い18650というバッテリーで動作します。
専用の充電器がないと使用できません。
*説明書やプログラムのダウンロード方法については不親切な点が多々見受けられます
ELEGOO UNO R3スマートロボットカー
ELEGOOもメジャーな販売元で、商品は全般的におススメです。
こちらもロボット本体以外にArduinoボードやセンサー類も全て揃っていますが、さらにカメラも付属し、4輪で制御されるなどより高度なプログラミングロボットが製作できます。
基本プログラムも用意されているので、すぐに実行することもできます。
ただ、プログラム自体は結構難しいので、初心者が最初に始めるのはおススメしません。
*この手の製品によくある「ネジや部品が足りない」「部品の位置が合わない」という点を理解して購入するのがおススメです
OSOYOO Arduino用 ロボットカー ステアリング
上のモデルとの大きな違いは「左右のコントロールをステアリングで行う」という点です。
Arduino搭載のロボット全般はステアリング機構ではなく左右のモーターの回転によって前後進、左右のターンを行います。
このようなステアリング機構のタイプは珍しいです。
*プログラミングによる制御方法は他のキットと比べてかなり違います
SunFounder スマートロボットカーキット
SunFounderもAmazonではメジャーな販売元です。
こちらも通常のプログラミングロボットとは動作が異なり、メカナムホイールという車輪によって全方向移動が可能です。
プログラミングによる制御方法は他のキットと比べてかなり違います。
初心者向けではないので注意して下さい。
*組み立ては少し難ありですが、慣れている人には問題ありません
⑤Aliexpress
Aliexpressをご存じない方のために説明すると、中国の通販サイトです。
他にもBanggood、temu、wishなど様々ですが、電子部品やArduino、ロボットパーツなどを購入するサイトで最も品揃えが良くおススメしたいのはAliexpressです。
注意点として、納期が長いので届くまで時間がかかる」という点です。
つまり、急いでいるなら手数料と割り切ってAmazonで購入すれば良いし、急がないものやストックに購入するならAliexpessで購入するのがおススメです。
また、中国サイトの「あるある」ですが、不良品が多いです。
この場合の「不良品」とは、商品自体に問題がある場合と、部品が足りなかったり破損して届くという場合があります。
1か月待って、ようやく届いたと思ったら壊れてた!なんてことは良くあります。
ただ、不具合があると返金処理はしてくれるので、安心して購入できます。
(たまに、返金してもらえない事例もあるので要注意。)
なお、AmazonやAliexpessで購入できるロボットキットの注意点とプログラミングロボットに改良する際の注意点をYouTubeで解説しています。
ぜひ参考にしてください。
2WD シンプルカー シャーシキット
こちらはArduinoやセンサーなどが含まれず、モーター+タイヤが2セットとキャスター、スイッチのみがセットになっています。
上のYouTube動画内で紹介しているキットは、これと同じシャーシです。
Aliexpressでは良く見かけるモデルです。
車体のプラスチックは割れやすいので注意が必要です。
余計なものはいらないので、とにかく安く車体を購入したい場合はおススメです。
しかし、Arduinoボードやセンサーを揃えると、セットより高くなります。
ロボット自動化スターターキット
こちらはArduinoボードが含まれないので注意して下さい。
また、電源は一般的な乾電池ではなく、18650という規格のバッテリーが必要です。
さらに、4輪の制御となるため、初心者向けではなく次のステップにおススメします。
それでも安価に購入できるので、これを2輪+キャスターに改良するのも良い方法です。
超音波追跡ロボット
上記のYouTube動画で紹介しているキットは、こちらのキットです。
ロボットプログラミング初心者の方が、Aliexpressで購入する最初のキットにはおススメします。
ただし、動画でも紹介している通りパーツの不備や組み立てに難があるため、工作やDIYが苦手な方にはおススメできません。
Arduinoボードも含めパーツが一通り揃っています。
⑥オリジナルキット
販売元はこちらです。
こちらのキットを購入することで、以下のArduinoプログラミングロボットが製作できます。
販売サイトは私が管理・運営しています。
https://arduino.base.shop/items/82518736
番外編
このページでは、主にArduinoで制御するプログラミングロボットを紹介しています。
しかし、最近はscratchなどのブロックプログラミングで手軽にプログラミングできるキットもたくさんあるので一部ご紹介します。
①Apitor Robot Q STEMコーディングロボット
標準で20パターンのロボットが製作できます。
STEM教育なので、プログラミングだけではなく機構などの動きについても学べる良い教材です。
6歳以上なので、小さいお子さんでも組み立てやプログラミングができます。
②Apitor Robot S STEM教育リモコンビルディングブロック
こちらは7歳以上で中級扱いとなっています。
10パターンのロボットが製作できます。
③レゴ ブースト クリエイティブ・ボックス
レゴ純正のプログラミングロボットキットです。
少し高価ですが、レゴへの安心感は間違いありません。
ただし、注意点として「scratchベースではないブロックプログラミングである」という点です。
リンク先の画像でも確認できますが、こちらのプログラミングUIはレゴ独自のブロックプログラミングです。
その点を理解して、購入すると良いでしょう。
公式では5つのモデルを組み立てられます。
④Makeblock mBot2
こちらもSTEM教育の教材で良く見かけるものです。
scratchはもちろん、Pythonでのプログラミングも可能です。
上位モデルも用意されていますが、少し高価です。
Arduinoのモデル
Arduinoには、用途や目的に応じて様々な種類が存在します。
以下、コース内で使用しているものとそれ以外に分けて紹介します。
それぞれの特徴も記載しておきますので、選択の参考にしてください。
コース内で使用するモデル
Arduino UNO R3
現在、最もベーシックなモデルです。
2023年に後継機である「UNO R4 MINIMA」が登場しましたが、プログラミング初学者や基本的なロボットプログラミング、IoTのプロトタイピングにはこちらで十分です。
上のリンクは「SMDパッケージ」という新しいものです。
Arduino UNO R4 MINIMA & WiFi
2023年、UNO R3の後継機として登場したモデルです。
スペックの向上はもちろん、USBのコネクタがType-Cになり使い勝手が向上しました。
UNO R4はMINIMAの他にWi-Fiというモデルもあります。
UNO R3の推奨互換品
正規品のUNO R3ではありませんが、いわゆる「互換ボード」と呼ばれる製品の中では最も信頼できると思います。
私も多数使用しておりますが、ほとんど問題もなく使用しております。
価格が手ごろで、正規品と遜色なく使用できるのでおススメです。
互換品と紹介すると「ニセモノ?」と言われることがありますが、Arduinoのライセンスはオープンソースなので、問題はありません。
その他のモデル
Arduino Mega2560
「UNOだとピンが足りない!」という場合はこちらがおススメ。
デジタルI/Oピンは54個、そのうちPWM出力対応は15個あります。
アナログ入力ピンも16個あるので、UNOでは実現できない大きなプロジェクトで活躍します。
注意点は、消費電力が大きくなるため、バッテリーで駆動するプロジェクトの際には十分に考慮しなければなりません。
Arduino Nano
UNO R3と同等の性能を持ちながら、小型化されたモデルです。
しかし、ただ単に小さくなっただけではなく、アナログ入力ピンはUNO R3より2個多く8個あります。
UNO R3と同じ環境なら消費電力は若干低いという点もメリットです。
それぞれに特徴があるので、上手に使い分けましょう。
Arduinoは他にもたくさんのモデルがありますが、今回はこの3つに絞ってご紹介しました。
電子部品、その他
電子部品の種類を挙げるとキリがないため、ここでは主にコース内で使用しているものとその他の一般的なものを厳選して紹介します。
また、詳しい使い方や注意点などはUdemyの本コースで解説しております。
ここでは、それぞれ目的別に分類しています。
コース内で使用している部品
ブレッドボード
電子工作やArduinoプロジェクトのプロトタイピングで大活躍するボードです。
はんだ付け不要で電子部品同士を結合できるので便利です。
Amazonでも、海外発送の場合は納期に時間がかかるので注意して下さい。
ジャンパワイヤー
上で紹介したブレッドボードと、Arduinoや電子部品と接続するために必要なケーブルです。
先端がしっかりしているので、抜き差しがしやすいです。
購入する際は、「必要な長さ」と「端子のオス-メス/オス-オス/メス-メス」の形状を確認してください。
ここで紹介している商品は、「オス-メス/オス-オス/メス-メス」がセットになっているので重宝します。
また、ブレッドボード上に沿って配線できるワイヤーも重宝します。
これほど高価なものを買う必要はありませんが、安すぎると芯線が細すぎてすぐに抜けたり曲がったりして使いにくいです。
抵抗
電子工作をする上で、必須の部品です。
抵抗値(Ω)によって種類があり、まとめて購入できるセットを一つ持っていると安心です。
こちらのセットは、よく使う抵抗器各50pcs(100,220,1k、10kΩ)とあまり使わない抵抗器25pcsが含まれています。
LED
正式名称:発光ダイオード、一般的にはLEDと言われた方が分かりますね。
電子工作においては「LEDを点灯させること」が目的というより、回路の動作確認やプログラミング学習の出力結果を確認する際に重宝します。
秋葉原ではバラで購入すると一つ数円~数十円ですが、こちらも抵抗と同じように複数入っているセットがあります。
LEDのサイズは、主に3mmと5mmが主流ですが、このセットはどちらも入っています。
正直、こんなにたくさん使わないのですが笑。
注意点として、LEDを接続する際は抵抗を使います。
電池とLEDを直でつないだり、Arduinoにそのままつなぐと壊れます。
電子工作やプログラミングの学習でLEDを使う場合、いちいち抵抗とつなぐのは面倒なので、個人的に「抵抗が接続されたLEDモジュール」をおススメします。
これは実際に私のプログラミングコースでも使用していますが、抵抗は内部で接続されているため、Arduinoにそのまま差し込んで使うことができます。
モーター
モーターといっても、種類はたくさんあります。
電子工作やArduinoプログラミングにおいて、良く使われるのはDCモーターです。
DCモーターは更に大きさ(出力)によって種類があり、最も多く使われているのは「DC-130」と呼ばれるタイプです。
世代によっては「ミニ四駆のモーター」と表現した方が伝わるかもしれませんね。
このようにモーターだけ購入しても良いですが、実際には以下のギヤボックスと組み合わせて使うことが多いです。
ただし、モーターはArduinoでそのまま動作しません。
実際に使用する際は以下の「モータードライバ」が必要です。
モータードライバ
上で紹介したようなDCモーターをArduinoで使う場合、電流が足りずに動かすことができません。
そこで、電流を増幅させる方法があります。
初心者の方には、モータードライバというものを使うのがおススメです。
こちらもピンキリなのですが、私は次の3つをおススメします。
L298Nモータドライバ
こちらは海外から発送されることが多いので、Amazonで購入する際は注意して下さい。
時間に余裕があれば、Aliexpressで注文する方が安く済みます。
接続もプログラムも、3つの中で一番分かりやすいので初心者にはおススメです。
*DCモーターなら2個、ステッピングモーターというタイプなら1個を制御することができます。
L293Dモータドライバ
こちらは非常に優秀ですが、デメリットもあります。
使用する際、Arduino UNO R3の上から直接接続します。
このような拡張ボードのことを「シールド」と言いますが、こちらはモーター制御用のシールドというわけです。
DCモーターなら4個、ステッピングモーターなら2個を制御できる他、さらにサーボモータも最大2個まで同時に制御できる優れモノです。
デメリットとしては、モーターおよびサーボモーター制御以外のピンが使えなくなります。
つまり、センサーなどと同時に使用するには不便という訳です。
*それでも、接続が簡単であるというメリットは大きいです。
東芝 TA7291P フルブリッジドライバ
こちらも使い勝手が良く重宝してます。
接続、プログラムとも分かりやすいです。
ただし、現在は製造されていないため、一部では入手困難や価格が高騰しています。
このチップ一つでDCモーター1個を制御できます。
*接続の際はブレッドボードを経由した方が安全です。
サーボモーター
サーボモーターには主に「180度の範囲で制御するタイプ」と「360度の連続回転するタイプ」があります。
見た目は似ている商品が多いので、購入時は気を付けましょう。
自動車模型のステアリング制御や、ロボットの関節を制御したりセンサーの向きを変えるなど様々な用途で使われます。
デジタル・マイクロサーボ SG90 (1個)
*良く見かけるのはこちらです
SG90-HV 360度旋回タイプ デジタル・マイクロサーボ
*制御方法は異なります
タクトスイッチ
物理的なプッシュアクションによって、「オン」または「オフ」の状態を生成する小型スイッチです。
ボタンが押されている間だけオンとなり、離すとオフになります。
ただし、プログラミングで一度押したら「オン」、もう一度押したら「オフ」という制御は可能です。
QTEATAK 120個 6 x 6 mm x 5 mm モーメンタリタクタイルタクトプッシュボタンスイッチ PCB 4ピンDIP ブラック
*用途にもよりますが、120個は多すぎます笑
cdsセル
光センサー、フォトレジスタとも呼ばれます。
光の強さに応じてその抵抗値が変化し、明るさの変化を検知するために使われます。
【10個入り】CdSセル 光可変抵抗器 5mm GL5528
*cdsセル単独で使用する場合、抵抗をつなぎます。
【10個入り】CdSセル 光可変抵抗器 5mm GL5528
このようにモジュール化されたものは、内部に抵抗が接続されており、可変抵抗器によって「閾値(しきい値)」を設定することで「0か1」のデジタル信号として明るさを検知できます。
可変抵抗器(ポテンショメータ)
つまみを回すことで、抵抗値を自由に変えられます。
音量調整、電気の明るさ調整、モーターの回転速度など、様々な用途で活用できます。
KKHMF 抵抗器パック100Ω-1M
*抵抗値によって選択しましょう
超音波センサー
その名の通り「前方の距離」を検知するセンサーです。
プログラミングロボットでは、必ずと言っていいほど装備されています。
製品によって前方の検知できる距離は変わりますが、数cmから5m程度の距離を認識します。
EPLZON HC-SR04 超音波モジュール 距離センサー Arduino(5個パック)
*このSR04という製品は最も多く見かけるものです。
赤外線センサーモジュール
本コースでは、ライントレースのロボット制御で使用します。
障害物の回避にも使用できます。
KKHMF 5個 IR赤外線障害物回避センサモジュール 3線式反射光電 Arduinoと互換
WMYCONGCONG 10個セット TCRT5000赤外線反射センサーモジュール ジャンパー線付き
*形状が異なるタイプがありますが、基本的な仕組みは同じです。
ジョイスティック
ゲーム好きならすぐにピンとくるでしょう。
そうです、PS2やPS3でおなじみだったコントローラのアナログスティックですね!
これを使うと、x軸とy軸の情報を組み合わせてArduinoにインプットすることができます。
ゲームを操作することはもちろん、ロボットアームの操作などでも活用されます。
VKLSVAN 3個セット ゲームレバーセンサー ジョイスティック
*当たりはずれの個体差は大きいので、注意して下さい
キーパッド
これを使うと、暗証番号で開閉するセキュリティシステムが作れます。
WINGONEER 5Pcs 4×4 Universial 16キースイッチキーパッド
*普通に数字を入力できるので、速度や温度設定をしたり、用途は様々です
電池ボックス
Arduinoの場合、単三電池と角型の9V電池を使用することが多いです。
例えば、モーター2個を使ってロボットを制御する場合、単三電池3本では足りないため、4本を推奨します。
また、通電のOnとOffを切り替えるスイッチは付いていた方が重宝します。
KAUMO 電池ボックス 単3電池×4 直列 6V ON/OFFスイッチ付き (2個)
*電池ボックスは必ずスイッチ付きのものを選びましょう
PULABO Arduino 用 2個 9V電池スナップ
*Arduinoを動作させるためなら、9Vの角型電池をスナップでつなげばOKです
電子工作ラーニングキット
ここまでご紹介したパーツを別々に購入しても良いですが、最初からたくさんあっても困るという方は、このようなセットがおススメです。
良く使われるパーツを少量ずつセットになったものです。
正直、要らないものも含まれますが、初めての電子工作には十分です。
コースでは使用していないが良く使われるもの
ステッピングモーター
サーボモーターもある程度正確な位置を制御することができますが、精密な制御をするにはステッピングモーターを使います。
3DプリンタやCNCなどの工作機械、ロボットアームなど正確な位置制御を必要とされる場面で多く利用されています。
*使用する際は専用のモータードライバが必要です
温度・湿度センサー
部屋の中、ビニールハウスなどの環境測定に使います。
製品によっては結構誤差があるので、目的に合わせて選びましょう。
こちらの製品一つで「温度」「湿度」「気圧」が計測できます。
また、土の中の湿度を計測する「土壌センサー」を使うと、土が乾いたら自動で水やりをするシステムなどは簡単に実現できます。
*我が家では、家庭菜園と観葉植物の一部に使用しています。
距離センサー(測距センサー)
超音波センサーと同じように、距離を測る目的に使います。
超音波センサーとの違いは、その測定方法にあります。
*超音波センサーよりも精度が高いです
人感センサー
Arduinoでも制御できる人感センサーです。
人、動物など、動くものを検知することができます。
*海外から発送されることが多いので、納期に注意してください
ディスプレイ
ArduinoをPCと接続せず単独で稼働する際に情報を表示することができます。
例えば、温度や明るさ、速度などをリアルタイムで確認することができると便利です。
KKHMF 2個 0.91 インチ IIC I2C シリアルOLED液晶ディスプレイモジュール
*最近はこのタイプを良く見かけるようになりました
SunFounder 5V 2004 20X4 キャラクタ LCDディスプレイIIC I2C TWIシリアル インターフェイス モジュール LCDモジュールシールド
*新しいArduino UNO R4では使用できないものがあります
工具、消耗品、道具類
工具は揃えたらキリがありません。
ここでは、「必須アイテム」「あったら便利」「ないよりマシ」という3つの基準で紹介します。
「必須アイテム」はぜひご用意くださいね。
必須アイテム
ドライバー(+、-)
プラスドライバーとマイナスドライバーを複数本持つより、このような先端のビットを変えて使用できるツールがおススメです。
精密ドライバーセット
*ロボットキットの中にはプラスやマイナス以外に六角のネジもあります。
ニッパー
ニッパーはケチると痛い目を見ます。できれば「模型用(プラスチック用)」と「電線用」を分ける方が良いです。
タミヤ クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー
*先端は先細で平らなニッパーはパーツをキレイにカットできます
フジ矢(Fujiya) 電工名人強力ニッパ 150mm ラウンド刃
*静電気対策と切れ味が大切
ペンチ
ペンチも2種類用意するのがおススメです。
1つはプラスチックパーツや電子部品をつかむ際に傷つけないようになっている先端パーツのもの。
もう一つはネジやナットをガッチリつかめるもの。
ホーザン(HOZAN) ペンチ 汎用タイプ P-40 ローレット付 幅広
*ネジやナットをガッチリつかめるのが1本欲しい
ホーザン(HOZAN) ミニチュアラジオペンチ
*先端は細口で傷つけにくいものをおススメ
カッター
カッターは何本も持っているより、用途に応じて先端の刃を変えられるものが良いです。
オルファ(OLFA) アートナイフプロ 157B
*標準で3種類の刃先が付属
その他の別売り替え刃
*他にもありますが、この2つはおススメです
帯電防止手袋
静電気もちの人も、そうでない人も。精密な電子部品は静電気で壊れることもあります。
*薄手のタイプがおススメです
ハンダごて関連
最初から高価なものを揃える必要はありません。用途・目的に応じて選びましょう。
最低でも「本体」「こて台」「はんだ」が必要です。
フラックス?そんなもの、最初から買う必要はありません。
白光(HAKKO) はんだこてセット 40W はんだ/吸取線/簡易こて台付き
最低限のものが揃っているので、あとは無くなったものを購入すればOK。モーターの接続だけなら本当にこれで十分です。
ハンダは少ないので別途購入しましょう。
*掲載時点で1000円未満で揃います
白光(HAKKO) ダイヤル式温度制御はんだこて FX600-02&アクセサリーセット
ある程度、電子部品やArduinoシールドもはんだ付けするという場合は「ワット数が高いもの」「温度調整ができるもの」がおススメです。
*初心者でも、長く使えるものを求めるなら温度調整機能は必須です
白光(HAKKO) HEXSOL 巻はんだ 電子部品用 150g
*用途によって様々ですが、これは汎用的でおススメです
あったら便利なアイテム
テスター(マルチメーター)
テスターは電圧や電流を計測できますが、マルチメーターはさらに抵抗値なども計測できる多機能計測器です。
初心者のうちは、使いこなすというほどの用途はないので高機能でなくても構いませんが、一つあると安心です。
AstroAI テスター 2000カウント テスター デジタル マルチメーター
*アナログとデジタルがありますが、初心者にはデジタルがおススメです。
ワイヤーストリッパー
電線の外側の被膜を取り除くために使用される工具です。
ニッパーでもできますが、被膜を多く切りすぎたり、誤って電線を切ってしまうことがあります。
初心者には大げさかも?と思うかもしれませんが、初心者にこそ使って欲しい道具です。
MagicTools マルチワイヤーストリッパー 赤 MGT-001
*対応するワイヤーの径に注意して選択しましょう
拡大鏡
「年より臭い!」と思われますか?いえいえ、作業によってはかなり重宝します。
普通の電子部品やロボットの組み立てでは必要ありませんが、細かいはんだ付けの作業やブレッドボードにピンを差し込む際に重宝します。
Bijiaめがねルーペ,アップグレード版USB充電式 ヘッドルーペメガネ拡大鏡
*頭にかけて手を使わずに使用できるタイプが便利です
第三の手(ツールクリッパー)
作業をしていると、「手がもう一本欲しい」と思うことは頻繁にあります。
ちょっとケーブルを持っているだけ、部品の位置を保持している間にはんだ付けしたい、という際に重宝します。
家族に手伝ってもらうことができればベストですが、ケンカ中でもこれで対応可能です。
TSK ツールクリッパー TX303
*クリップは2~3個で十分です
作業マット
はんだ付け作業をしていると、溶けたハンダやフラックスが飛び散ることがあります。
テーブルなどで作業をしていると、そこにこびりついてしまいます。
耐熱性の高いマットを使用することで、はんだ付け作業が快適にできるのでおススメです。
KaiYi 半田マット 作業マット35x25cm 電子工作マット 耐熱500℃
*ネジなどの小物を整理するスペースも重宝します
グルーガン(ホットボンド)
私はこれがないと工作ができないくらい重宝しています。
速乾性があるのに、接着力があり、防水性もあるのはグルーガンが一番だと思います。
注意点として、溶かしたグルーガンはそれなりに熱くなるので、熱に弱い素材には使えません。
そうでなければ、何でもグルーガンを使うのがおススメですね!
WORKPRO グルーガン ボンドガン 小型 100秒急速加熱 スティック20本付
*最初は安いものでOKです
まとめ
以上、Udemy「ゼロからはじめるプログラミング入門講座」の補足説明【購入指南ガイド】でした。
コース内の質問はUdemyのQ&Aでも良いですし、パーツに関する疑問・質問はこちらのコメントでお問い合わせください。
このページは、質問・ご要望に応じて、随時更新していきます。
今後も電子工作やロボットプログラミングの情報サイトとしてご活用頂けると嬉しいです。