エラー解決

AWS EC2 Amazon Linux 2023にTera TermでSSH接続すると接続タイムアウトになる場合の解決策

AWS EC2 Amazon Linux 2023にTera TermでSSH接続すると接続タイムアウトになる場合の解決策

仕事柄、AWSで環境構築する機会が増えました。

先日、突然Tera TermでSSH接続できなくなり、その解決策を記録しておきます。

具体的には、今まで問題なかったのに「接続がタイムアウトしました」とエラーが出るようになったという問題です。

この記事では、解説抜きに解決策をダイレクトに紹介しています。

技術的な説明はAWSのRe:postや詳しい方が解説しているので、そちらを参考にしてください。

前提

そもそも、Tera TermからSSH接続する場合、バージョンは5以上が必須です。

また、ネットワーク設定で基本的な設定は問題ない前提で話を進めます。

私もインフラ周りは専門ではありませんが、あくまで「以前はできたのにできなくなった」という問題を解決する一つの方法としてご覧ください。

結論

細かい話を抜きに、解決策の結論から紹介します。

セキュリティグループインバウンドルールにSSHを追加するだけです。

インスタンス作成時のネットワーク設定の状況によっても異なりますが、例えば下図のように「HTTPトラフィックを許可」と「HTTPSトラフィックを許可」にチェックをれると、

インバウンドルールの初期値は下図のようにHTTPとHTTPSが追加されていると思います。

このとき、SSHが追加されていないとTera Termから接続できないのです。

解決策

では、実際に設定の手順を紹介します。

この時点で詳しい方は見なくても設定できると思うので、以降はご覧いただく必要がありません。

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設定の確認

まず、設定したいインスタンスの状況を確認します。

対象のインスタンスのセキュリティタブを開き、

インバウンドルール内に「SSH」がないことを確認します。

設定方法

左メニューから「セキュリティグループ」を開き、対象のインスタンスを選択します。

インバウンドルールタブ>インバウンドルールを編集をクリックし、

「ルールを追加」で下図のようにタイプから「SSH」を追加します。

このとき、虫眼鏡の欄をクリックするとCIDRブロックを選択できるので、「0.0.0.0/0」にします。

あとは「ルールを保存」して完了です。

動作検証

実際に、SSH接続ができるか確認しましょう。

SSH認証が表示されれば、解決できていることになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事の方法で解決できた!という方は多いですが、必ず解決できるわけではありません。

もし、タイムアウトが続くようでしたらコメントでお知らせください。

分かる範囲でお答えします。

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ABOUT ME
やまちゃん
これまで学生と社会人を合わせて5000人以上にプログラミング学習を指導。 ゼロからイチをわかりやすく解説する専門家として活動しており、本業ではArduinoを用いたIoT開発とロボットプログラミングが専門。 Pythonを用いたアプリ開発、ウェブアプリケーションの開発で業務の効率化をサポートしています。

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